眼形成手術手技 動画説明 【眼瞼吊り上げ術 ゴアテックス使用】

瞳孔を中心にデザインし、トンネル予定部に沿って麻酔する。
皮切し、眼輪筋まで剥離。眉毛部の上も同様に筋層下まで剥離すること。
モスキートーで筋層下を鈍的に剥離し、瞼縁に向かってトンネルを形成。
最後は鈍反にて穿通する。
モスキートーを通し、1cm幅に切ったゴアテックスシートを引き抜く。
瞼縁部は6-0で瞼板と縫合し、
眉毛部では皮下組織と筋層に縫合する。
余裕を持たせてゴアテックスをカットし、皮下縫合、皮膚縫合する。

手術のポイント

ゴアテックスとはどんな素材ですか

フッ素樹脂の中でも最も化学的安定性の高いポリテトラフロロエチレン(PTFE)を特殊技術で延伸加工すると、微細な連続多孔質構造をもったまったく新しい素材が生まれます。これが「ゴアテックス(R)」です。
一般ではレインコートや靴などに使われ、医療では人工硬膜、人工血管に使われています。吸収されるわけではないのですが、多孔性なので組織が入ってきて一体化するようです。
使用時には白色ですが、1年程度で透明になります。

Bell(-)は適応になりますか

適応となります。ただし開瞼の幅は瞳孔がやっと露出する程度にし、確実に閉瞼ができる程度にしか持ち上げられません。前頭筋吊り上げ術は正常の組織を切除する術式ではないので、万が一過矯正であった場合には再手術で是正することができるところが利点です。

トンネルを作るときのコツについて教えてください

トンネルは眉毛部から瞼縁まで、眼窩隔膜に沿って作られます。曲がりモスキートーによって鈍的に作成すると出血が少なくてよいと思います。
曲がりモスキートーの先端は、常に硬い方の組織に向けられます。骨との間を剥離しているときには骨の方向を、眼窩脂肪と眼輪筋の間を剥離しているときには眼輪筋の方向を向くようにします。ですから眉毛上から眼窩縁までは骨側に、眼窩縁から瞼縁までは皮膚側にモスキートーの先を向けます。

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