眼形成手術手技 動画説明【先天性上眼瞼下垂】

先天性上眼瞼下垂

levator function 4mm 
眉毛挙上はあまりはっきりせず、
吊り上げよりはwhitnall sling が適応となる。

Whitnall Sling

levator function 4mm 
先天眼瞼下垂瞳孔にあたる部分をマークし、それを中心に皮膚切開する。
瞼板を露出し、6-0シルク糸で下方に牽引。
瞼板上縁と挙筋を分離し、さらに結膜と挙筋を分離して円蓋部に至る。
挙筋の前面を剥離し、whitnall靭帯まで到達。
15mmを計測してマークし、6-0バイクリル糸を瞼板前組織に通糸して挙筋を貫通させ、whitnall靭帯に通糸。マットレスsutureする。
開瞼すると瞳孔上縁まで開瞼されるので、仮縫合を解いて本結紮を行う。
それを3針施行。
ここが靭帯で挙筋をめくると瞼板に縫着されている。
余剰の挙筋を切除し、皮膚を縫合して終了。 

術後当日

正面・上方視で開瞼良好、
下方視ではlid lugあり、 
閉瞼不全はない

質疑応答

whitnal靭帯ってどこを走行しているんですか

眼瞼挙筋の前を横走します。

それはどんな役割をしているんですか

眼瞼挙筋の作用の方向を、眼窩後方でなく上方に変換する滑車の役割をしています。

術前の定量と術中の定量について教えてください

このくらいlevator functionがないものは15-18mm短縮とwhitnall slingです。
術中は瞳孔上縁にくるまで持ち上げます。
低矯正はあっても過矯正はまずないと思っていいようです。

そもそもどうして下垂になっているんですか

神経支配異常と言われています。

吊り上げ術の適応はありますか

Bellがありますのでそれでも大丈夫です。でもこの方が眼瞼本来の挙上方向ですので自然だと思います。

の手術適応の年齢はどのくらいですか

乳児期から成人までいつでも大丈夫です。

最後に矯正閉瞼させていたのはどんな目的ですか

抵抗があるのかどうか確かめてみたかっただけです

野田実香 Official site
error:Content is protected !!