眼形成手術手技 動画説明【眼瞼悪性腫瘍】

早期に発見されると、このように簡単に済みます

下眼瞼脂腺癌 腫瘍摘出術 鼻中隔粘膜軟骨移植術

術前


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術4日後


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術一ヵ月後

触知できる腫瘍を全摘出できるように切開線をデザインする。皮膚はメスで、軟部組織と結膜はスプリングハンドルで切開する。
最初の検体を提出したところ、迅速病理の段階では扁平上皮癌が考えられ、両側と結膜円蓋部に明らかに腫瘍細胞が陽性との返事。それぞれ数ミリずつ切除を追加した。
鼻側の切除標本は涙点と涙小管を含んでいた。
円蓋部にも切除を追加、2回目の迅速病理に提出。
さらに耳側の円蓋部結膜に残存が疑わしいとのこと。そのため切除を追加して3回目の迅速病理に提出した。これで断端に残存はないという結果を得た。
必要なのは瞼板が20mm×7mmで粘膜が幅14mm程度と考えた。
皮膚は皮下で剥離し、伸展皮弁とした。下眼瞼の正常な高さまで十分に伸展できた。
鼻中隔粘膜軟骨の採取では、画面の左手に白く見えているのが軟骨である。
耳鼻科の担当医に右側の鼻中隔粘膜のみ残して軟骨と左側の粘膜を一体として採取した採取を依頼。必要なだけ軟骨をメスで成型した。
粘膜をできるだけ薄くけずり、すだれ状に半層切開を入れ、眼表面に沿ってカーブを描く。Grey line形成用に2mmこちら側に粘膜をつけておくこと。
さらに円蓋部から8-0のプロリン糸丸針で縫合する。
涙道の再建を試みたが、途中で閉塞していたため断念。鼻側と耳側も縫合。
眼球運動によって可動する部分にgraftを縫合し、円蓋部を形成した。
7-0ナイロン糸を使用し、grey lineを形成するように瞼縁の皮膚と粘膜を縫合する。
糸の断端が眼に入らないよう、長く残して下眼瞼に固定した。

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