眼形成手術手技 動画説明【眼窩腫瘍摘出術】>Pleomorphic adenoma

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眼窩腫瘍摘出術方針
右眼窩腫瘍摘出術(VIDEO)
Pleomorphic adenoma(VIDEO)

右眼窩腫瘍摘出術

左涙腺部多形腺腫の症例。家族に左眼が下がっていると指摘され来院した。
まず重瞼線に沿って切開を入れる。
骨を切除し骨膜を切開すると、すぐ向こうに腫瘍が認められ、全摘出した。
骨を戻す。骨膜を縫合すれば、骨同士をワイヤーなどで固定する必要はない。
眼輪筋などを元に戻し、皮膚を縫合。もともとの重瞼線で切開しているので、このとき特に重瞼線の操作をする必要はなかった。
下段の写真は左から術翌日、1週間後、1ヵ月後である。特に開瞼時には、手術痕が認識できない程の仕上がりである。

このような重瞼線での切開は、重瞼線が比較的高い位置にある患者や高齢者に有利である。若年層で重瞼線が低い位置にある場合、切開が瞼縁近くになるため、術中にどうしても瞼縁付近の組織を上方に引き上げざるを得ず、角膜が露出しがちとなる。全身麻酔なので、この状態に誰も気がつかなければ数時間の間角膜は露出したままとなり危険である。こまめに小綿を乗せるか、下眼瞼縁に絹糸の牽引糸を通糸し、上方へ引き上げて下眼瞼にて角膜を保護する方法がある。

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