重瞼術埋没法が広く行われていますが、結膜側への糸の露出で角膜を傷つけ、激痛で眼科に駆け込む若い患者さんが後を絶ちません。美容外科で対応してもらえないケースも多いため、眼科での迅速な処置が重要です。 私は現在、100％皮膚切開なし・結膜側からの摘出が可能で、その決め手は 挟瞼器 の使い方にあります。自由診療手術の合併症であるため、保険対応は不可。当院では 33,000円 で対応しています。

他院での眼瞼下垂手術後に過開大となって内反を生じていた症例の修正です。tarsal kinkが生じていました。なんとしてでも挙上させようという形成外科の先生の気持ちの表れだったのだと思いますが、瞼縁の位置は気を付けないとなりません。

普通の、でも少し若め女性の挙筋腱膜縫着術です。

瞼縁の悪性腫瘍切除と局所再建の例です。上眼瞼の瞼縁であったので、奥に残った瞼板を引き出して再建しました。再建としては難易度が低いものです。 １１−１２月分として今回からURLが更新されています。会員ページにログインしていただきご確認ください。

自分として普通の霰粒腫手術です。皆様にとっての普通かはわかりません。上眼瞼中央の限局型を集めました。

配信URLは会員ページに各自ログインしていただけましたら最初のページでご覧いただけます。現在のURLは１０月中つまり来週までのものとなります。１１月と１２月のものはあらためて会員ページに記載しますので再度ログインとご確認をお願いいたします。 最近このメールにURLを添付していませんが、そのおかげで野田の苦手な事務から解放されております。ご理解をお願いいたします。

挙筋腱膜縫着術と同時に瞼縁皮膚を切除する場合は、皮膚切除量と残される重瞼の幅をよく計算して取り掛かる必要があります。皮膚を切除することより重瞼を形成することの方が重要と考えています。

長年の過開大に対して挙筋とミュラー筋の延長術と１０日間のタルゾラフィをおこなった症例です。血液検査の結果では一度も甲状腺関連の異常が出なかった方ですが、術中所見は明らかに甲状腺眼症であり、それに順じて手術をしました。

１０代の下眼瞼先天内反に対する切開法をおこない、その数ヶ月後に両上重瞼形成埋没法をおこなった方です。上下の内反は合併しやすいです。

上眼瞼の高度な内反症では毛根切除術の選択をすることがあります。上眼瞼中央部を広範に切除します。他に、lash ptosisで二重にする際、目頭のきわのところは埋没法では対応できずに数ミリだけ毛根切除することがあります。それらを供覧します。地味に大変ですが、これ以外に高確率で...

大事なことなので２回言います。配信の時間が前倒しになりました。毎週金曜夜８時に変更になります。見逃した方、時間帯が合わない方は、アーカイブをご覧ください。

明日９月５日金曜よりまた配信を開始します。今後は金曜夜８時に変更させていただきます。URLは会員ページからご覧ください。 内容は上眼瞼重瞼形成埋没法を予定しています。

徒然なるまぶたは１００回程度の配信となりました。 あり方についてアンケートをとらせていただきます。無記名でも結構です。 よろしくお願いいたします。 https://forms.gle/V46C53nTBfRtamQf9

今年のお盆はちょっと忙しいんです。８月はおやすみさせてください。アーカイブが充実してきています。どうぞそちらをお楽しみください。なおリクエストがあればできるだけ応じようと思います。

挙上しにくく、lateral hornを切開しましたがそれでもあまり上がらず、なぜか患者さんは満足されている症例です。正確にはlateral hornではありません。もっと中央寄りを切開しています。元々が重症な方は、瞳孔が出る程度に挙上すれば喜んでいただけるので嬉しいです。

明日は配信お休みです

顔面神経麻痺に対して、前額皮膚切除、Z形成、下眼瞼水平短縮のすべてを施行した方です。

加齢性内反症の水平短縮と同時におこなう結膜弛緩症手術です。加齢性内反症がある ような方は結膜弛緩症も起こりやすいです。術野の展開もものすごくいいのでせっかくなら同時手術をしてあげればいいのですが、保険点数は算定できないのでちょっと残念ではあります。

７月１８日は配信をお休みさせていただきます

前額部皮膚切除術です。眉毛挙上術の代わり、強い眼瞼けいれん、眉毛の挙上ではカバーできない眉間の部分まで挙上したいときなどにおこないます。前額部に皺があり傷が気にならないなど条件が必要になります。